福岡 ⇔ 東京 夜行高速バス はかた号 とは？
はかた号とは、西日本鉄道が運行する、
東京（新宿高速バスターミナル）と
福岡市（西鉄天神バスセンター・博多駅交通センター）を結ぶ
高速バス路線である。
所要時間約14時間20分で約1,150Kmを走破する日本最長距離の
バス路線である。
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運行会社
西日本鉄道（博多自動車営業所）
所要時間・運賃
所要時間 新宿高速バスターミナル?西鉄天神バスセンター：14時間20分
大人運賃 片道 15,000円、往復27,000円
子供運賃 片道 7,500円、往復割引なし
歴史
1990年10月12日 西日本鉄道と京王帝都電鉄（現・京王電鉄）の
共同運行で路線開設
1997年 山陽自動車道の開通により時間短縮
1999年1月18日 京王電鉄の撤退により西鉄バスの単独運行に。
京王は東京側の予約・発券業務のみを行い、
実際の運行は行わなくなった。
航空機・新幹線との価格競争
1998年9月にスカイマークエアラインズ（現スカイマーク）の
羽田?福岡線が就航した。
就航当時、普通運賃は大手3社の半額の13700円に設定された。
また、大手3社も特割などでこれに追随した。
この結果、はかた号の片道普通運賃を下回ることになってしまった。
その上福岡市には山陽新幹線の終着駅である博多駅が存在する
ことと、新幹線を運営するJR陣営も航空機や高速バスとの競合を
見越しているため、割引等に余念がない。
しかも航空機･新幹線との所要時間の差は圧倒的であり、2往復あった
ダイヤは1往復に減便され、西鉄バスの単独運行に移行した。
しかしながら、その後航空運賃は徐々に値上がりしたため、
価格面での優位性が再び高まり現在にいたっている
（新幹線の場合は2万円前後はする）。
ただ閑散期は乗車率は芳しくなく、崖っ縁の状態に変わりは
無いといわれている。
年末年始やお盆には予備車を使用して2台?7台で運行することも。
乗車する際には、アイマスクと耳栓を持参する人が多い。
2003年には新車（三菱ふそうエアロクイーンIKL-MS86MP改、
2003年4月以降では珍しく西工ネオロイヤルSD-IIのため、
自動的に改造扱いとなる。）が導入されたが、この車両は
HAKATAのロゴは入っておらず、他の路線と共通運用できるように
されている。
朝食サービスは運行開始以来の伝統であるが、以前に比べると
内容は貧弱である。
全行程が1000kmを超える長距離路線のため、必ず途中で給油を行う。
主に養老サービスエリアや三木サービスエリアが使われる。
東京側の待機場は、路線開設時の京王バス東・永福町営業所から、
京王バス東・中野営業所に変更された。
繁忙期は2?3台が永福町営業所に待機することがある。
中野営業所施設改良時の一時期、待機場が都営バス杉並支所に
変更されたことがある。
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