高速バスについて
~乗って快適、使って便利、こんなにお得!高速バスの旅~
高速バス(路線バス)は、東京オリンピックが開催された昭和39年に最初の路線が開設
されて以来、高速道路網の整備とともに発展を重ね、現在では、系統数で1,500系統を
超えるまでになっている。
また、最近においては、特に、都市間中距離輸送をになう300キロ未満の昼行系統が
伸びており、一般の乗合バスと同様、通勤、買い物等、利用者の日常生活に必要不可欠な
移動手段として定着してきた。
高速バスは、他の輸送機関と比較して低廉な運賃、夜行便における時間の有効活用等の
メリットに加え、ネットワークの整備や車両のグレードアップによるゆとりある座席空間の
提供等により、順調に伸びてきており、平成14年度には全国で165社、
系統数延1,530系統の高速バスサービスが提供されており、
利用者数は8,560万人にものぼるそうだ。
乗合バスの利用者の減少傾向が続くなか、高速バスは、輸送需要が伸びている路線が
多く、今後も期待される分野だ。
弱小のバス会社にとっては、一縷の望みをかける「高速バス」
そんな中に、ツアーバス、いわゆる激安バスの登場によって、さらに競争は
ヒートアップの様相を呈してきた。